筆者は5年ほど派遣サイトを運営してきて、1サイトで7桁オーバー(ピーク時で200万弱)に成功しました。
ですので、保証はできませんが、これからアフィリサイトを立ち上げようとしている方には、自信を持って派遣ASP案件をおすすめできます。
しかし、実際に派遣を含む転職ジャンルのブログ運営している方を見ていると、せっかくアクセスが集まっているにもかかわらず、収益化ができていないケースが多々見受けられます。
理由として、アクセスやPVばかりに気を取られて、記事を足すことやリライトに注力するあまり、掲載する派遣ASP案件選びを疎かにしているからです。
ここでは、稼ぎやすい派遣ASP案件の選び方について、解説していきます。
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成果地点が近い優良ASP案件を選ぶ
発生(CV)しやすく、承認率も高い優良ASP案件を取り扱うことは、アフィリで稼ぐための必須課題といえます。
優良ASP案件を見極める大きな特徴の一つとして、成果地点が近い優良ASP案件を選ぶことが挙げられます。
ポイント
ここで言う成果地点とは、CVする条件のことを指します。
2019年12月現在、派遣のASP案件では以下の3つの成果地点を設定している広告主がほとんどです。
成果地点 | 代表的なASP案件 | 難易度(5段階評価) |
---|---|---|
派遣会社の求人サイトからエントリー | 日研トータルソーシング、日総工産等 | |
派遣会社へ無料会員登録申し込みと来社確認 | ランスタッド、マンパワー等 | |
派遣会社へオンライン登録申し込み | パーソルテンプスタッフ、オー人事等 |
上記に加えて、最近では「オンライン登録後、電話で本人確認」を成果地点とする広告主もあります。マンパワーなどが該当しますね。
それでは、成果地点によってなぜこれほどCVさせるまでの難易度が変わるのかを解説していきます。
求人エントリーを成果条件とするASP案件は難易度が高い
成果地点が「求人へエントリー」となると、ユーザーが働きたい求人を選んでエントリーすることで初めて成果が発生します。
つまり、はっきりと働きたい意思を持つユーザーを集客することが成果を挙げる条件となるため、ハードルは非常に高いと言えます。
キーワードをズラして、転職を検討しているユーザーなどをターゲットとするにしても、「退職」と「求人エントリー」の2つのタイミングで、ユーザーの背中を押さなければいけないため、やはり難しいです。
オンライン登録後、来社面談を成果条件とするASP案件も難しい
最近では、ほとんどの大手派遣会社は「オンライン登録」と「来社登録」どちらの経路でも成果発生させる条件を提示していますが、たまに「来社登録」のみのASP案件があります。
来社登録と言うことは、予約日時に派遣会社に行って、派遣コーディネーターと呼ばれる内勤スタッフと面談をすることになります。
ざっと考えてみても、来社となると、以下のようなユーザーの不安を解消させる必要が出てきます。
- 派遣登録の面談はスーツ?何を着ていけばいいの?
- 派遣の登録面談って何を話すの?
- 派遣の登録面談って履歴書や職務経歴書は必要?
- 今までの職歴が少なく、面談へ行く勇気が出ない…
思いつくままに挙げましたが、Yahoo知恵袋やSNSを活用すれば、もっと潜在的な悩みが出てくるでしょう。
人は、たとえ無料サービスであっても、不安に感じる点が一つでもあれば、申し込んではくれないものです。
「オンライン登録=成果発生」の優良ASP案件を積極的に扱いましょう
オンライン登録は、数分もかからずに申し込みが可能ですし、来社不要なので、上記の悩みをすっ飛ばして登録を勧めることができます。
オンライン登録のデメリットは、「個人情報を渡すこと」や「求人紹介のメールがくる」くらいなので、自信を持ってアフィリエイトしやすいです。
オンライン登録を成果対象としている優良ASP案件は、オンライン登録・来社登録どちらでも成果が発生するため、CVだけでなく承認率もアップしやすい傾向にあります。
ポイント
ランスタッドやリクルートスタッフィングなど、オンライン登録と来社登録それぞれの成果地点に応じて報酬金額を設定している案件もあります。
まとめ
伝えたいことは、まとめると「オンライン登録を成果地点としているASP案件を掲載しましょう」ということなんですが、なぜオンライン登録がおすすめなのか?の訴求ポイントをユーザーにどうアピールするかも大切になってきます。
はてな
ユーザーへのアピール方法は、サイトコンセプトやターゲットによって変わってくるため、また別の機会に記事にします。
優良ASP案件を適切にサイトで紹介するには、自分で評判や口コミを調べたり、体験談を外注するなど、まず自分が詳しくなるまで勉強しましょう。
ちなみに、筆者は派遣アフィリサイトを立ち上げるとき、20社以上登録の申し込みをしました。自分で体験できるなら、それが一番良いですね。